自分の無知を恥じたい・・・。
さて、YAMAHAの大型バイク「MT-09」が気になり近所のバイクショップに試乗車があるのを知って試乗をさせてもらいました。

初めての3気筒
過去に単気筒、2気筒、4気筒のバイクを所有したことがありました。


しかし3気筒のバイクって乗ったことも無かったのです。
3気筒って軽自動車とかコンパクトカーと同じエンジン形式だし、音も好みじゃないしということで敬遠していました。
今回、今後YZF-R9が発売されるということで興味があったからMT-09を試しに乗ってみようと思いました。
乗りやすい!!
低速トルクはあるし、回しても振動はそこまで多くない。
こんなに乗りやすいのか!!と驚きました。
SS系バイクの4気筒1000ccならば低速トルクは極薄で中回転~高回転でパワーもトルクも上がってくるとは全然違う特性(当たり前か)
これが数値には見えないものかと思いました。
やっぱりスペック重視!最大出力がすべて!!
なんて思っている部分もあったので恥ずかしい・・・
3気筒のメリットって
- 4気筒よりもトルクがある
- 2気筒よりも振動が少ない
という2気筒と4気筒のいいとこ取りとあとから聞いてなっとくしました。
比較ということでYAMAHAのフラッグシップ「YZF-R1」の仕様
最大出力:147kW(200PS)/13,500r/min
最大トルク:113N・m(11.5kgf・m)/11,500r/min
かなり高回転の特性ですね。
全然問題ないというか、ありすぎなパワーですが一般道でちょっとそこまで加速とか追い越しするときにギアを下げたり、元々低いギアだと高回転の伸びが凄まじいのでスロットル操作に気を付けないとあっという間にすごい速度です。
一方「MT-09」
最高出力:88kW(120PS)/10,000r/min
最大トルク:93N・m(9.5kgf・m)/7,000r/min
5000rpmくらいからはトルクをモリモリ感じられて、ギアを下げなくても
ちょっとそこまで加速・・
ということが思い通りに出来るのです。
こちらも最大トルクのあとに最大出力なのでスピードを気を付けないとすごい速度に。
救いなのはレッドゾーンが10500rpmということと、4気筒よりは振動は多めand大きいので回している感覚は掴みやすいです。

大型ネイキッドバイクも初
ネイキッドバイクは過去に所有したことがありますが、250ccの車体でした。やはりネイキッドバイクはカウルがないので走行風が強くあたることを懸念していました。
カウルがあるバイクって高速走行がかなりラクですね。
それもあってカウルがついているSSかツアラーバイクを探していたのですが、
- 目を三角にして走らない
- のんびり走り 時々 キビキビ走る
そんな用途なので一般道の40キロや50キロがすごくラクに感じました。
大型ネイキッドってこんなに姿勢も楽で走りやすいのか!と感動しました。
一気に候補におどりでた
今まではこのバイクが欲しい!
となって購入していましたが、今はとくに決めていなくてどれにしようかな~、特に急ぎでも無いしな~、とかダラダラしています(笑)
今までメインバイクはSS系だったから次もSS系かなって考えていましたが、MT‐09 SPを試乗して一気に印象が変わりました。
今後はMT-07も試乗してみたいとも思います。
新しい種類を試すって新たな発見がありますし、刺激になるので食わず嫌いしなくてよかったと思いました。

どんなバイクでも乗ってみると楽しいです。