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YAMAHA MT-07 2022年モデルに試乗

バイク試乗第二弾

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今回はYAMAHA MT-07 2022年モデルに試乗してみました。

1時間程度の試乗でしたが、気付いたことを書いていきます。

 

スペック

全長・全幅・高さ

2085mm × 1105mm × 780mm

シート高

805mm

車両重量(装備重量)

184kg

排気量

688cc 直列2気筒 270°クランク

最高出力

73ps / 8,750r/min

最大トルク

6.8kgf・m / 6,500r/min

燃料タンク容量

13リットル

なんといっても軽い

400ccクラスと同等、もしくは軽いくらいの重量。

取り回しが簡単です。またシート高が805mmと低い方ではありませんが車体がスリムなことと車体自体が軽いことによって立ちごけなどの不安は少ないです。

僕は171cm 57kg 股下72cmと軽めな体重で短足です。

 

試乗した2022年モデルはリアショックが柔らかめなので、乗車したときの沈み込みがありました。2025年モデルだと足回りが新しくなり硬くなったと言われていますがどうなんでしょう?

 

展示車をまたがらせてもらった感覚では、沈み込みが少なく両足のつま先がなんとか届く程度でした。

 

検討している方は試乗や展示車をまたがってみるのをおススメします。

 

軽さの恩恵もあって必要十分なパワー

大型2輪の中では70psというのは非力な方ですが、遅いなんてことはありません。

重量が184kgで73psですからパワーウエイトレシオは2.52kg/ps。

体重が100キロの人が乗ったとしても単純計算で3.89kg/ps。

 

4輪車に例えると現行のポルシェ911カレラのベースグレードとほぼ同じ

馬力が394psで重量が1540kg。

計算すると3.90kg/ps。

 

日本の公道では遅いはずがないのです。

 

この軽量なボディの良さがあります。

 

初めての大型二輪におススメ

 

これが乗りたい!!という人には乗りたいバイクに乗ればいいと思います。

ひとまず大型免許取ったけど何がいいかな?とかパワーとか重さが不安・・・という方にはおススメできる一台です。

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100キロまでなら十分すぎるくらいの速さですし、ネイキッドなので走行風はモロに受けますが100キロなら問題ありません。(もちろんスクリーンが付いてるバイクのほうが走行風は少ないですしラクです)

 

レギュラー仕様で燃費も良く、1時間の試乗では市街地も含めて平均燃費計は20キロを超えていました。財布にも優しいです。

 

短所な部分

①優しいパワー

70psなのでリッターバイクからの乗り換えでは物足りなさを感じます。

軽くて優しいパワーですし、パワーの出方も滑らかにあがって行きます。なのでもうちょっと刺激が欲しいという方にはMT-09に行った方がいいのかなと思います。

 

②足つき

これは高さの問題ではなくてステップの位置です。

停止のためにいつも通りに足を出すとアキレス腱や脛の位置にステップがあるので引っかかることがあります。

足の出す位置などを工夫すれば純正ステップでも問題はありませんが、ストレスに感じる方もいるそうでバックステップに変えたという声も聞きました。

 

YAMAHAあるあるとショップの店員さんは話してましたが、MT-07は特に強く感じました。なので試乗車があれば試乗するのが良いですね。

 

まとめ

普通二輪の軽さと大型二輪の余裕さを兼ね備えたバイクです。

ゆったりと2気筒の鼓動を感じながら走らせる。時々、キビキビとワインディングを駆け抜ける・・・そんなバイクだと感じました。

 

個人的にはYZF-R7とMT-07だったらMT-07の方が好みです。

 

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