元々ポルシェにすごく興味があったわけではない。
ケイマンは見栄で買ったくらいである。
その前はマツダのRX-8に約10年所有しており、スポーツカーはもういいかなって時期でした。
しかしキビキビ走ることは諦められなくてモヤモヤしていた。
その時期に友人がBMWの7シリーズを購入し、スタイルの良さや助手席や後部座席から感じる走行性能の高さ。
それまでは国産スポーツカーへの興味が強かったが、そこから輸入車に興味を持った。
フェラーリ、ランボルギーニは予算、ボディサイズなどで買えない。
BMW、メルセデス、アウディ、アバルトなど候補に上がったが、玉数が多い。
そこでポルシェが候補にあがった。
頑張ればケイマン、ボクスターなら手が届く。数もそんなに多くない。
そういう理由でケイマンを購入した。
ポルシェというブランド、人と被りにくい。
完全に見栄ですね。
初のMR車、輸入車。
特にミドシップの特性は全然掴めなくて、楽しめなかった。当時はバイクも所有していたので、どちらも中途半端な状態になってしまったなと。
印象が変わったのは、富士スピードウェイをフリー走行したり、ポルシェのトラックエクスピリエンスに参加してから。
ノーマルでの走行性能の高さ。懐の広さ。
RX-8の時にシート、車高調、ホイール、タイヤ、ブレーキなど社外品に変えてお金をかけたのって何だったんだろう…と思えるほど。
街中をのんびり走るくらいでは良さは分からない。
そこからポルシェの虜になりました。
特にポルシェトラックエクスピリエンスに参加してから。操り方を徐々に理解出来てきたことが大きかった。
売却してしまいましたが、また買えるように頑張るぞ!と思えるようになりましたし、もっとポルシェのオプションや仕様について調べてから購入しようと思いました。
アバルトも良い車です。
しかし、ポルシェのフィーリングが忘れられなかったです。
諦めずに購入出来たことは嬉しく、納車された日は目頭が熱くなりました。
見栄から入っても、良いと思うんです。
そこから新しい感覚が見つかることもあると思うんですね。
僕の場合はサーキット走行が趣味の1つとして経験があったのでそれを通じてポルシェ車の良さを体感出来たので、運が良かったなと思います。